蠍火の子護唄個別雑談～ステファノ

「どうも、コウヤです。今回のお相手はステファノ！」
「えぇ、よろしくコウちゃん」
「じゃあまあスティのお題は座右の銘で行こうかな」
「アレね、『アイこそ全て』って」
「そうそれ」
「そうねぇ、どうやって語らせて貰おうかしら」
「……アイって愛じゃないの？」
「文じゃないと分からない違いね（笑」
「そうだけど」
「別にどっちでもいいわよ。でもそうね、カタカナ推奨かしら」
「へぇ、やっぱり意味があるんだ？」
「意味がないからこそ意味があるのよ」
「スティからそんな哲学的な発言が出るとは（笑」
「失礼しちゃうわ、これでも結構考えてるのよ」
「じゃあその考えを訊こうか」
「アイって言葉ね、色んな同音異義語があるの。挙げられる？」
「書き出そうか。愛、哀、会い……？」
「eye、Iもね？」
「ああ、英語は盲点だった」
「そんな風にね、世界は沢山の『アイ』で出来てるの」
「はー、何か納得した」
「あたしはコウちゃんに『会い』、いっぱい『愛』を貰って咲くことが出来た」
「捕獲されたスボミーは懐かせないと進化しないって言うしね」
「花ですもの。ストレスに弱いのよ」
「動物兼植物だもんね」
「コウちゃんが瀕死になった時はあたし達は『哀』でいっぱいだった」
「アニーとも出たんだよなぁその話」
「そして今フィナスタと出『逢い』、あの『eye』に護られてる」
「包容力あっていい彼氏さんだよね」
「そのあたしを育てる沢山の『アイ』を無駄にしないために、
　あたしはあたしを一番大事にするの」
「そこで『I』こそ全てになるわけか」
「カタカナで『アイ』じゃ何の事だか判らないわ。でもだから全て当て嵌められる」
「意味がない事に意味がある……ね」
「お分かり頂けた？」
「ん、悪くないんじゃない？」
「うふふ、ありがと」
「どーも。じゃ、綺麗にまとまったとこでスティ編終了！！」

元ネタは某戯曲。解釈は黒鴉ですけど←

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